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消費者庁は2023年10月1日から景品表示法第5条第3号の規定に基づき「ステマ規制」を導入しました。ステマとはステルスマーケティングの略で、消費者に広告と明記せずに隠し、非営利の好評価の口コミと装うなどすることで消費者を欺く手口ことです。ステマ規制は「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」を禁止するといった内容です。

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社会人がクレジットカードを持っていないことで生じる弊害とは

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クレジットカードというのは、本当に身近なものです。テレビコマーシャルはもちろん、インターネット上の広告、新聞広告、雑誌広告とさまざまなところで見聞きしますし、すでに持っているという方も多いでしょう。最近では学生さんや専業主婦の方でも当たり前のようにクレジットカードを持っているものです。逆に、クレジットカードを持っていないと言えば「うそ!?」と驚かれるのではないでしょうか?!
クレジットカードを持っていない
 
社会人なら当然2~3枚は持っているクレジットカードですが、中には社会人になっても”あえてクレジットカードを持たない”という方もいます。もちろん、生き方というのは人それぞれです。こだわりを持って生きるのも大切ではありますが、社会人がクレジットカードを持たないと現実的に困ってしまう状況に直面することも多々あるのです。
 
そこで今回は「クレジットカードがないとこんな時に困ってしまいますよ!」という事例などもあげて、クレジットカードがないことによる悪影響や不便さ、もったいない事(損している事)などなど、様々な視点から考えてみたいと思います。
 
 

現金払いによる損をしてしまう

 
クレジットカードを持たないとなると、基本的にはすべて現金で支払っていくことになります。「クレジットカードよりも現金のほうが支出を締められる」と考えている方も多いのではないでしょうか?確かに、クレジットカードでついつい余計なものまで購入してしまうという方もいるかもしれません。しかしながら、クレジットカードというのは使った分、しっかりとリターンがあります。
 
というのも、最近ではクレジットカードにおけるポイント還元の競争が激しくなっているのです。クレジットカードを使うことによってポイントをためて、そのポイントを支払いに使ったり、別のポイントや商品に交換したりといったことが可能です。
同じものを現金で購入するのとクレジットカードで購入するのを比較すれば、ポイントの還元率にもよるところはあるのですがポイントで返ってくる分、クレジットカードのほうがお得になるのです。
 
クレジットカードを持たずに現金のみで生活していくことによって節約していこうという考え方もあるでしょうが、ポイント還元のことを踏まえると長期的に見たときにもクレジットカードのほうが節約効果は高いのです。クレジットカードを持たないことによって本来であれば節約できるところを無駄にしてしまっているのです。
 
 

金融商品について無知のままになってしまう

 
無知というのは子どものうちは許されるものですが、社会人になってからの無知というのは取り返しのつかない事態を引き起こしてしまう可能性があります。社会人になると、無知は罪になるといっても過言ではないでしょう。社会人がクレジットカードを持たないことによって、金融商品について無知のままになってしまうというリスクがあります。金融商品というとまるで特別なもののように思えるかもしれませんが、実はクレジットカードというのはもっとも身近な金融商品なのです。つまり、金融商品について学ぶにあたって最も身近な教材であるとも言えるのです。クレジットカードを持たないということは、この最も身近な教材に触れないままになってしまうということでもあるのです。
 
もちろん、金融商品には他にもさまざまなものがあります。住宅ローンや教育ローン、自動車ローンといったものも身近な金融商品です。ただ、クレジットカード以外の金融商品というのはそう頻繁に使うものではありません。誰もが一度は通る道かもしれませんが、何度も何度も利用するものではありませんし、利用するタイミングというのもあります。
 
一方で、クレジットカードというのは早ければ学生時代から持つことができますし、いつどのような形でも利用することができます。クレジットカードを実際に利用してみるからこそ、金利がどれくらいかかるのか、手数料がどれくらいかかるのか、審査がどのような流れになるのか、返済はどのような形でおこなっていくのかといった部分がわかるようになります。特に、金利や手数料、審査、返済というのは金融商品において重要なポイントになってきます。クレジットカードを持っていることによって、こういった重要な部分を自然と学んでいくことができるのです。
 
クレジットカードを持たずにいると、こういう学びの機会を失ってしまいます。
クレジットカードを持っている方であれば、無意識のうちでも金融商品の重要ポイントについて学ぶことができますので、先々の各種ローン選びでも大きな失敗をすることはないでしょう。しかしながら、金融商品について無知なまま先々で各種ローンを選ぶことになると、大きな失敗をする可能性も出てきます。特に、金融商品選びでの失敗というのはそれこそその後の人生を左右してしまいます。クレジットカードを持たないことが金融商品に関する無知を招き、金融商品に関する無知が先々の金融商品選びでとんでもない失敗を招いてしまうかもしれないのです。
 
 

クレジットヒストリーに悪影響がある

 
クレジットカードを持たないという選択をしていても、本当にちょっとしたきっかけでクレジットカードがほしくなることもあるかもしれません。特に、クレジットカードの中にはステータスとなるような有名なものもありますので、「社会人としてこれは是非持っておきたい」と思うようになる可能性だって十分にあります。しかしながら、それまでクレジットカードを持っていなかった方がいきなりステータスの高いクレジットカードを作ろうとすると、クレジットヒストリーのせいで希望のクレジットカードが作れないということにもなりかねません。
 
クレジットヒストリーというのは、一般的には「クレヒス」と呼ばれるものです。名前の通り、クレジットカードの利用履歴のことを指します。クレジットカードを持っていない方というのは、クレジットヒストリーがまったくない状態になります。この状態を「スーパーホワイト」と呼ぶのですが、名前の響きとは裏腹に、あまりいいものではありません。
 
クレジットヒストリーにおいて、もっとも理想的なのは定期的にクレジットカードを利用して、延滞もなくきちんと返済しているという状態です。この状態であれば、クレジットヒストリーで引っかかることはまずないでしょう。逆に、過去に延滞などがあれば、クレジットヒストリーで引っかかることになります。スーパーホワイトであればそもそもの利用履歴がないのですから一見問題がなさそうなのですが、実は逆に警戒されてしまうのです。オークションサイトなどで例えればわかりやすいかと思いますが、評価のまったくついていない新規の出品者や入札者というのは評価がないからこそ得体が知れず警戒してしまうものです。スーパーホワイトというのもまさにその状態なのです。
 
特に、過去に自己破産などを経験している方というのは、その記録がしばらく残ります。しかしながら、一生残るわけではなく、一定期間を過ぎればその記録も消えてしまいます。つまり、スーパーホワイトと同じような状態になるのです。だからこそ、クレジットカード会社にしてみれば、スーパーホワイトの方というのは極端な話をすれば、自己破産などを過去に経験している方と同じような信用状態に見えるのです。「スーパーホワイト」という言葉の響きはとてもポジティブに思えるのですが、現実にはほぼ真逆に受け取られてしまうのです。
 
クレジットカードを持って延滞などをせずに適度に利用しておけば、スーパーホワイトは避けることができます。それどころか、持っているクレジットカードから、より上位のカードを持てるようにもなります。クレジットカードを持たないという選択は将来的に不利になるクレジットヒストリーを作り上げてしまうことにつながりますし、楽に上位のクレジットカードを持つという可能性までもをつぶしてしまうのです。
 
 

お金のやりくりが難しくなる

 
社会人になれば、基本的にはお金のやりくりというのは自分で考えて実践していくことになります。クレジットカードを持たない場合、貯金を含めた手持ちの現金のみでやりくりをしていくことになります。しかしながら、何があっても大丈夫と言えるだけの貯金を持っている方は少ないでしょう。万が一のときにはすべての現金をかき集めても厳しいという方がほとんどかと思います。クレジットカードが1枚でもあれば、そういったときの命綱にもなってくれます。極端な言い方をすれば、現金のみでの生活というのは命綱なしでの綱渡りをするようなものなのです。
 
特に、社会人になると急な出費というものが多くなってきます。仕事関係での付き合いはもちろん、恋人とのデートや恋人へのプレゼント、スキルアップやキャリアアップのための勉強、転勤による引っ越し、結婚、結婚へのお祝い・・・本当にさまざまです。事前にどのタイミングで出費が発生してくるのかがわかればいいのですが、わからないからこそ多くの方が困るのです。
 
しかも、急な出費に限って続いてしまうものです。困ったときのキャッシングやローンではあるものの、審査を通過できない可能性もありますし、何よりも返済にあたっての負担が大きくなります。借りたお金に手数料や金利がかかってくるのですから、かなりの損をすることになります。クレジットカードであれば、しっかりとコストを抑えつつもいざというときの助けになるのです。
 
クレジットカードがなくても大丈夫なだけの貯金を作っておくというのもひとつの方法ではありますが、やはり命綱はあったほうがいいでしょう。それに貯金で足りなかった場合、やはり社会人としての信用を失ってしまう可能性もあります。「すみません、お金がなくて・・・」という断り文句は社会人として恥ずかしいものです。「クレジットカードも持ってないの?」というところから仕事やプライベートでの人間関係にヒビが入ることもあるのです。
 
 

現金のみでは商品やサービスに限りがある

 
基本的に世の中の商品やサービスというのは、一般的な傾向を踏まえて展開していくものです。例えば、今はいわゆるガラケーを持っている方は減っており、ほとんどの人がスマートフォンを持つようになりました。そのため、ガラケー向けのサイトはどんどんなくなっていき、スマートフォン向けのサイトばかりになっています。ガラケーでは見られなくなっているサイトもかなり多くなっています。要は、スマートフォンを持っていることを前提に商品やサービスを展開するようになっているのです。
 
クレジットカードでも同じことが起こっていて、基本的にクレジットカードは多くの方が持っていることを前提に商品やサービスが展開されるようになっているのです。例えば、インターネットショッピングやスマートフォンの契約といったものはクレジットカードを持っている方でないと利用できないこともあります。現金のみでは購入できる商品にも利用できるサービスにも限りがあるのです。クレジットカードを持っていないからこそ購入できない、利用できないという不便が当然発生してしまう事となるのです。
 
特に、今の時代は海外から直接何かを購入するという人も多くなっています。仕事で必要になるというケースもあれば、個人的にほしいというケースもあるでしょう。海外から直接購入する場合には、基本的にはクレジットカードでの決済になります。どうしても必要なものがあってそれを海外から直接購入しなければいけないとき、クレジットカードがないから購入できないという可能性も大いにあるのです。
 
 

~まとめ~

一般的にはやはり社会人であれば、クレジットカードは2枚3枚持っていて当たり前という風潮があります。当たり前になっているから持つべきというわけではないのですが、世の中の流れに逆らうといろいろなところで問題が起こってくるものです。
 
実際に、社会人がクレジットカードを持っていないとさまざまなところで不便さを感じるでしょうし、そこから人間関係にまで影響を及ぼすという可能性もあります。クレジットカードを持たないことによってこれから先の人生でもさまざまな不便を経験することになるでしょう。社会人だからこそ、クレジットカードを持っていたほうがメリットを得られますし、いざというときにも安心です。
私は、「あえてクレジットカードを持たない選択をする必要はまったくない」と思っているのですが、あなたはどう思いますか・・・
 
 
 

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