イオンカードでたまるポイントの制度変更がありました。変更後で何が変わるの?メリットはあるの?変更内容について詳しく解説します
これまでイオンカードの利用で貯まるポイントは「ときめきポイント」でしたが、2021年9月11日からの利用分からは、現金ポイントカードなどで貯まる「WAON POINT」に統合されました。このポイント制度変更より、イオンカードを利用してもらえるポイントは、2021年10月25日付与分からWAON POINTがたまることになります。
ポイント制度の変更と聞くと「なんだか手続き面倒くさそう(≧▽≦) 」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、心配ご無用です。
イオンカードの利用者側での手続きは不要です!
それでは2021年9月11日からのポイント制度変更後は何が変わるのでしょうか?ときめきポイントとWAON POINTの違いやメリットなどについての疑問にお答えしていきたいと思います。
これまでためていた「ときめきポイント」はどうなるの?
これまでためていた「ときめきポイント」はこれまでためていた「ときめきポイント」はどうなるの?使えなくなってしまうの?と不安を抱いている人もいるかもしれないので、先ずはこの疑問から簡潔にお答えします。
2021年9月10日までためていた「ときめきポイント」は有効期限まで利用することができます。そして、ときめきポイントはWAON POINTへ交換して利用することができますし、従来は1,000ポイント以上から交換可能でしたが、2021年10月25日からは1ポイントに変更になりますので、使い勝手がさらに良くなるメリットがあります。但し、商品や、その他の各種ポイントなどへの交換は、従来どおり1,000ポイント以上からなのでお間違えの無いように!
制度変更で何が変わるの?
変更前のイオンカードにおいては、「クレジット・デビットの支払い」、「電子マネーWAONでの支払い」、「現金での支払い(カードの提示)」で別々のポイントがたまる仕組みになっていました。
- クレジット・デビットでの支払いで「ときめきポイント」がたまる。
- 電子マネーWAONでの支払いで「WAON POINT」がたまる。
- 現金での支払い(カードの提示)で「WAON POINT」がたまる。
変更後は今回のポイント制度変更によって、各支払いによってばらばらに付与されていたポイントが「WAON POINT」に一本化されたのです。
*1 WAON POINT未加盟店と一部のWAON POINT加盟店で、電子マネーWAONで支払いの場合は、電子マネーWAONポイントがたまります。
次に、変更があったクレジット・デビット払いでたまるポイントの違いを明白にするために、表にしてまとめてみました。
制度変更後 | 制度変更前 | |
---|---|---|
たまるポイント | WAON POINT | ときめきポイント |
付与の単位 | 200円(税込)につき1ポイント ※イオングループの対象店舗なら200円(税込)につき2ポイント | 200円(税込)につき1ポイント ※イオングループの対象店舗なら200円(税込)につき2ポイント |
付与のタイミング | 11日~翌月10日の利用分を毎月25日に付与 ※現金(カード提示)払いでのWAON POINTの進呈タイミングとは異なります。 | 11日~翌月10日の利用分を毎月26日頃に付与 |
有効期限 | 初回付与月を起点に最大2年間 | 会員の誕生月を起点に最大2年間 |
使い道 | 1ポイントから対象店舗での支払いや1000ポイント以上から商品・各種ポイントなどへの交換 | 1000ポイント以上から商品・各種ポイントなどへの交換 |
ポイントの変更でメリットはあるの?
今回のイオンカードの利用でたまるポイントがWAONPOINTに一本化されたことで、イオンカード利用者の方々が気になることは「私たちにどんなメリットがあるのか」ということではないでしょうか。
その疑問に答えるとすれば、メリットはポイントの使い道ということではないでしょうか。具体的には変更前の「ときめきポイント」の場合ですと、1000ポイント単位でなければ利用することができませんでした。例えば電子マネーWAONポイントに交換する場合でも、1000ポイント単位での交換だった故にあまり使い勝手がよろしくなかったのです。
それに対して、「WAON POINT」は1ポイント単位で利用することができるのです。また、WAON POINTを家族や友人に送ったりすることもできるので、より使い勝手が良くなっています。
それと、これまでためていたときめきポイントは自動的にWAON POINTに交換されるわけではないのでご注意ください。1ポイントからWAON POINTへ交換して利用することができます(2021年10月25日より、交換単位が従来の1,000ポイント以上から1ポイントに変更)。
よくありそうな疑問
ここでは、イオンカードのポイント制度変更に伴いイオンカード利用者が感じるであろう様々な疑問について、キューアンドエー形式で簡潔にお答えしていきます。
- ポイント名が変わったことで、私たち利用者が手続きする必要はあるの?
冒頭でもふれましたが、制度変更に伴いイオンカード利用者側で行う手続きは一切ありません。
- WAON POINTから交換できる商品に変更はあるの?
これまでの「ときめきポイント」と同様、当面商品や各種ポイントなどに交換できますが、
電子マネーWAONポイントへの交換はできません。なので、電子マネーWAONにチャージして利用することになります。
- イオンマークのカードを複数枚持っている場合、WAON POINTは合算できるの?
カード表示の名義人が同一の場合に限りますが、商品などへ交換する場合は合算することができます(2021年10月25日より、暮らしのマネーサイトにて合算して交換応募可能)。
※家族シェア機能を使用すると、名義人カードと紐づく家族カード間において WAON POINT を移動することが可能です。(2021年10月25日より、暮らしのマネーサイトにて手続き可能)
- WAON POINTに変更されることで、ポイント付与の対象外となる利用分はありの?
以前のときめきポイントと同様で、キャッシング・ローン、集金代行に関わるお支払い分、WAONのクレジットチャージ、オートチャージはポイント進呈対象外となります。
- ときめきポイントやWAON POINTの交換履歴は確認できるの?
アプリ「イオンウォレット」、暮らしのマネーサイトにログインして確認することができます。
※WAON POINTの交換履歴は2021年10月25日から確認可能となります- イオンJMBカードは元々ときめきポイントが付与されないカードでしたが、何か変更はあるの?
いいえ。今回変更になるのはときめきポイントが付与されるカードだけです。
- 私の持っているイオンSuicaカードには電子マネーWAONが付帯していないのですが、本制度の対象になるの?
ときめきポイントが進呈されるカードであれば、本制度の対象となります。クレジット・デビット払いでたまるポイントは、2021年9月11日の利用分(2021年10月25日進呈)から、WAON POINTが付与されます。
- 2021年9月10日以前に利用した分で、請求が遅れた場合はどちらのポイントがたまるの?
2021年10月25日に付与される分からは、WAON POINTがたまります。
- 残ってしまったときめきポイントは消滅しちゃうの?
ときめきポイントは、1ポイントからWAON POINTへ交換して利用することができます(2021年10月25日からは交換単位が従来の1,000ポイント以上から1ポイントに変更)。 商品、各種ポイントなどへの交換は、従来どおり1,000ポイント以上からとなります。
~まとめ~
これまでは「クレジット・デビットの支払い」、「電子マネーWAONでの支払い」、「現金での支払い(カードの提示)」で別々のポイントがたまる仕組みになっていましたが、今回のポイント制度変更により付与されるポイントがWAON POINTへ一本化されました。
ポイントが統合されると、現金専用のWAON POINTや電子マネーWAONでの支払い、イオンカードでの支払いのポイントを合算して利用できるようになるため、使い勝手が向上します。イオンカードの利用者にとってはサービス向上に繋がったのではないでしょうか。
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