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消費者庁は2023年10月1日から景品表示法第5条第3号の規定に基づき「ステマ規制」を導入しました。ステマとはステルスマーケティングの略で、消費者に広告と明記せずに隠し、非営利の好評価の口コミと装うなどすることで消費者を欺く手口ことです。ステマ規制は「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」を禁止するといった内容です。

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クレジットカード初心者が知っておくべき7つの事

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社会人になって初めてクレジットカードを作ることになった、そんな初心者の人の中には今更「クレジットカードとは何か?」などと誰かに詳しく尋ねるのは恥ずかしいという人も多いかもしれませんね!
でも、その仕組みや機能についてよく知っていないと、本来便利なものであるはずのクレジットカードによってつらい思いをしてしまうことにもなりかねません。そこで今回は初心者が知っておくべき7つのポイントをご紹介したいと思います。
 
 

1.クレジットカードの仕組みとは?

 
そもそもクレジットカードとはどういったものでしょうか?!
一言で言うならば、クレジットカードとは利用者とカード会社の間の信用を基に利用者がお店に後払いで買い物することができるためのカードのことです。

クレジットカードで買い物をしたときのお金の流れとしては、まず利用者がカードを使ってお店で何か商品を買ったとします。するとそのお店にはカード会社から料金が支払われ、またお店側はカード会社に対して手数料を支払います。そして後日利用者がカード会社にまとめて利用した分の代金を支払う、というものです。つまり利用者が買い物をしたい時に手持ちの現金がなくても一時的にカード会社が料金を立て替えてくれる、という仕組みになっているわけです。

この代金は多くの場合、指定された締め日に1ヶ月分をまとめて支払いますので、一時的にはお店側にお金を支払っていないように見えるでしょう。しかし実際にはカード会社からお店にお金が支払われているのです。お店側がクレジットカードでの支払をOKとするのは、そうすることによって売り上げが増えたり、高額の商品が売れやすくなるからです。

一方でカード会社はお金を支払うとき、お店に対して手数料分を差し引きます。この差し引かれた手数料分がカード会社の利益になります。そして多くのカード会社はこの手数料の一部を利用者にポイントとして還元しています。利用者にとってはカードを利用するとポイントが貯まって得をするので、より多くの機会でカードを利用するようになるでしょう。そうするとカード会社はより多くの手数料を得て儲けにつながる、というわけです。
 
 

2.クレジットカードの作り方

 
初めてクレジットカードを作成する初心者の人に必要なものとしては、まず自分名義の銀行口座やゆうちょ口座があります。そして銀行印(印鑑)も必要です。最後に運転免許証や健康保険証など、身分を証明するものがあります。ポイントとしてはクレジットカードを作成するためには住民票や戸籍謄本などの書類は一切不要で、基本的には自分名義の銀行口座と免許証や保険証があればよい、ということです。ただし銀行口座はネットバンクの場合クレジットカード代金の引き落としに対応していないこともあるので注意が必要です。またカードによっては銀行印が不要なところもあります。

クレジットカードには多くの種類がありますが、その中には年会費が無料のところも多くあります。そういったカードでは年会費だけでなく発行費用や入会金、事務手続き費用、郵送代などの費用もすべて無料の場合が多いです。そのため完全無料でクレジットカードを作ることができ、たとえ利用することなく持ち続けていたとしても費用がかかることはありません。

また、中には年会費が無料であるにも関わらず入会すると商品券やポイントなどが貰えるカードも多くあります。初心者の人の中には無料で作成するのにどうしてお金が貰えるのか???そう不安に感じる人もいるかもしれません。この仕組みとしては、クレジットカード会社はたとえ商品券やポイントを付けてでも自分のところのクレジットカードを多くの人に作ってほしいからです。そうすることで自分の会社のカードが利用される機会が増えれば、それだけカード会社としては手数料で儲かる仕組みになっているのです。
 
 

3.代金の返済方法

 
クレジットカードを利用して買い物をしたら、当然のことながら期日にその代金を支払わなければなりません。クレジットカードには締日と支払日があり、前回の締日から今回の締日までに利用した分のお金を決められた期日に支払います。よくあるケースとしてはカードを使用してから30日から50日後にお金を支払うことが多いです。もしも月末が締日で翌月の27日が支払期日の場合には、前月の月初から月末までの利用分を翌月の27日に支払います。この代金の支払い方法は、原則銀行口座からの引き落としとなります。

支払い方法としては、主に一括払いと分割払い、リボ払いの3つの支払い方法があります。
一括払いはクレジットカードでもっともスタンダードな支払い方法と言えるでしょう。この場合は前回の締日から今回の締日までの利用分を、支払期日に一括でカード会社に支払います。多くのカード会社ではこの一括払いのほか、2回払いまでであれば手数料がかからないようになっています。またボーナス一括払いというものもあり、これは、およそ半年分の利用金額をボーナスの時期にまとめて支払うという支払い方法です。
一括払い以外に分割払いという支払い方法もあります。多くのカード会社では2回払いまでなら手数料はかかりませんが、3回払い以上になると手数料がかかるのが普通です。

最後にクレジットカードの支払い方法にリボ払いというものがあります。これは毎月の支払い金額を一定にすることができる支払い方法です。どれだけ利用しても毎月の支払金額が同じになるので支払の予定はたてやすくなりますが、この支払い方法は借入額に利子がつくため初心者の人は注意が必要です。
 
 

4.買い物に便利なショッピング機能とは?

 
クレジットカードには主な機能としてショッピング機能があります。
このショッピング機能はその名のとおりクレジットカードを利用してお店で買い物をすることができる機能です。基本的にはクレジットカードとは買い物をするときに使うためのカードですので、初心者の人はこのショッピング機能がクレジットカードの中心の機能となることが多いでしょう。

このショッピング機能は所有しているクレジットカードのカード会社と提携しているお店であればどこでも利用することができます。レジカウンターの前にクレジットカード会社のロゴマークが記載されているのを見たことがある人も多いでしょう。ロゴマークの掲示はそのお店がクレジットカード会社と提携している店であることの証です。

イメージとしてはお店でショッピング機能を利用することはカード会社から借りたお金をレジで支払っている、と考えると分かりやすいかもしれません。重要なポイントとして、ショッピング機能で使える額はショッピング枠で定められているということが挙げられます。ショッピング枠とは買い物をする際に使用することのできる金額があらかじめカード会社によって決められてる制限枠のことです。そのためショッピング枠を超える金額で利用することはできません。

クレジットカードにはショッピング枠のほかに利用できる限度額が定められた利用限度枠ありますが、ショッピング枠と利用限度枠は同じと考えてよいでしょう。仮にショッピング枠が10万円のクレジットカードであれば、利用可能枠も10万円です。そのため3万円分を買い物で利用したとすると、そのクレジットカードの残りの利用可能額は7万円となります。
 
 

5.クレジットカードのもう一つの機能であるキャッシング機能

 
クレジットカードの中にはショッピング機能だけでなくキャッシング機能のあるカードもあります。キャッシング機能とは、クレジットカードを使ってカード会社から一時的にお金を借りることができる機能のことです。

このキャッシング機能はクレジットカードの中心の機能ではないので、機能があっても使わないという人や契約によって使えないようになっている人も多くいます。キャッシング機能にもショッピング枠と同じようにカード会社によってあらかじめ決められたキャッシング枠があり、利用する際にはこのキャッシング枠の中で借りることのできる金額が決められています。キャッシング枠でお金を借りた場合の支払い方法はショッピング枠と同じで、一括払い・分割払い・リボ払いがあります。

初心者の人が注意するべきポイントとしては、ショッピング枠とキャッシング枠は別のものではなく、キャッシング枠はショッピング枠の中に含まれているということです。そのためもしショッピング枠が30万円でキャッシング枠が10万円だとしても、ショッピング枠で30万円いっぱい利用している場合にはキャッシング機能を利用することはできません。ショッピング枠とキャッシング枠を合計した金額が利用限度枠なのではなく、あくまでもショッピング枠が利用限度枠である、ということを忘れないようにしましょう。

イメージとして、キャッシング機能とはお店で買い物をする前にカード会社からお金を借りておく、といった感じです。もちろん、そうして借りたお金はどのような目的で使うことも借りた人の自由であることは言うまでもありません。
 
 

6.カード会社の選び方

 
クレジットカードには数多くの種類があるため、一体どこのカードにすればよいのか迷ってしまうことも多いでしょう。カードを選ぶ場合には、まず最初にクレジットカード発行会社にブランドがあることを考慮する必要があります。

このブランドは国際ブランドと自社ブランドの2つがあり、国際ブランドは日本国内だけでなく世界中で使えるブランドのことで、世界中で7つのブランドがあります。一方で自社ブランドは国内の限定的なお店で使用することができるブランドです。

クレジットカードはこのブランドに応じて使えるお店が制限されてしまいますので、通常クレジットカードの多くは世界中で使用できる国際ブランドと提携した会社がカードを発行しています。このように企業や団体がクレジットカード会社と提携して発行するカードは提携カードと呼ばれます。

この提携カードは一見その企業が独自に発行しているクレジットカードのように見えるものの、実際にはその発行管理をクレジットカード会社が行っています。そのためたとえ自社自身でクレジットカードを発行する機能を持っていなくても、クレジットカード会社と提携することでカードを発行できるので多くの小売店やテーマパークなどのような企業だけでなく、大学や組合など様々な団体が提携カードを発行しています。

提携カードであれば頻繁に利用する店舗やサービスはもちろんのこと、それ以外の店舗でも使用することが可能です。またその多くは提携カードを発行している会社の特典がついてくることもあります。カードを選ぶ際には自分のライフスタイルに合った会社のカードを選ぶとよいでしょう。
 
 

7.クレジットカードは使用データが残るので安全!

 
クレジットカードの特徴として、店舗などでの買い物が実際のお金ではなくデータ上のお金をやりとりすることになる、ということも初心者が知っておくべきポイントです。

そのためクレジットカードは現金よりも安全に使用することができます。初心者の人の中にはクレジットカードはデータ上でお金をやりとりするからこそ不正使用されそうで怖い、と思っている人も多いかもしれません。

しかし実際にはクレジットカードは使用するとそのデータが残るので、もし誰かに不正使用されたとしてもすぐに分かります。それにクレジットカードは利用する際にサインか暗証番号が必要になりますので、どこかに落としてしまったりしても現金のように拾った人にその場ですぐ使われてしまう、ということもありません。

仮に使用されてしまったとしても、多くのカード会社では不正使用された際の盗難保険があらかじめ備わっているので万が一の時でも安心です。

また使用したデータが残るため、企業が発行しているクレジットカードの多くはポイントカードなどの機能も持ち合わせています。1ポイントにつきどれくらいの価値があるかはそのクレジットカードによっても異なりますが、提携カードを発行しているお店や企業ではポイント還元率という形でどれくらいお得なのかを提示している場合が多いです。

また、この還元率もカードによっては使うお店や使う時期・時間帯によってもらえるポイントが増えるようになっているカードも多くあります。上手に利用することで買い物が便利になるだけでなく、お得になるということがクレジットカードの大きなメリットと言えるでしょう。
 
 

最後に:

クレジットカードは持っていると様々なメリットもある反面、使い方を間違ってしまうと困ったことになってしまうこともあります。そのためクレジットカードを作成するときにはその機能や仕組みをしっかりと認識し、自己責任で管理することが必要です。

しっかり知識を身につけて、正しく使うように心掛けましょう!クレジットカードは使い方を誤らなければ、毎日の生活をより便利でお得にしてくれるでしょう。初めてカードを作る、という人は不安も多いかもしれませんが、誰でも最初は初心者です。一つの社会勉強として、クレジットカードを作ってみてはいかがでしょうか。
 

 
 
 

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